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036:船(春畑 茜) [題詠blog2008]

船場てふひびきなつかしちちのみの父のこゑはや聞き得ぬいまは

035:過去(春畑 茜) [題詠blog2008]

なべてみな過去としならむ地下鉄の椅子に俯くわたくしでさへ

034:岡(春畑 茜) [題詠blog2008]

岡崎をすぎてよりしましもの思ふ雨とワイパーと雨とそれから

033:すいか(春畑 茜) [題詠blog2008]

わかりやすいかは知らざれど略図には「めしや宮本むなし」を記す

032:ルージュ(春畑 茜) [題詠blog2008]

見飽きたるをとこをひとり棄つるがにローズピンクのルージュをほかす

031:忍(春畑 茜) [題詠blog2008]

忍耐の忍が足らぬと声を吐く人体はありわたくしがまへ

030:湯気(春畑 茜) [題詠blog2008]

やはらかに湯気立ちのぼり夕刻のココアがけふの疲れに甘し

029:杖(春畑 茜) [題詠blog2008]

杖の影移しながらにゆくひとを秋八事山の門に見てゐつ

028:供(春畑 茜) [題詠blog2008]

供花とぞ運ばれ来たる花々の匂ひはひとの死後をはなやぐ

027:消毒(春畑 茜) [題詠blog2008]

両の手を消毒液に浸したり怒りはいまだ昼を燃ゆれど

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